研究課題/領域番号 |
23570021
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
三宅 崇 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (00380569)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 進化生態 / 生物間相互作用 / 昆虫誘引 / 蜜腺形成 / 柄子蜜 / 精子器 / ナシ赤星病 / CRABS CLAW / サビキン |
研究概要 |
サビキンは植物に絶対寄生する菌であるが、寄主利用における詳細は明らかでない。植物上で、有性生殖における配偶子運搬のために蜜を分泌して昆虫を誘引するという、植物の花のような機能において、植物をどのように利用しているのかを、化学生態学的、分子遺伝学的および形態学的手法により調べた。その結果、材料とした種では昆虫誘引における揮発性物質の役割は重要ではないこと、蜜分泌において寄主植物の花の蜜腺形成時にみられる遺伝子CRABS CLAWが精子器付近で発現していること、その一方で、蜜前駆物質はサビキン細胞内に蓄積がみられることがわかった。これらから、蜜分泌に寄主植物が関与している可能性が考えられた。
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