研究課題
基盤研究(C)
マメ科植物による根粒菌のリポ多糖(LPS)認識は、共生成立に重要であるとされているが、LPS認識に関与する植物分子は不明である。ミヤコグサのLPS結合タンパク質(LBP)の遺伝子を同定し、LjLBPと名付けた。これらLjLBPの組換えタンパク質は、大腸菌のLPSと強い結合活性を示した。蛍光タンパク質との融合遺伝子を構築してLjLBPの所在を検討した結果、根組織では細胞外に分泌されること、また、根粒では、細胞内部に侵入した根粒菌を標的としていることが示唆された。しかし、過剰発現や発現抑制、あるいは、変異植物を用いた実験では、LjLBP遺伝子が共生成立に必須であることの証明には至らなかった。
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Microbes and Environments
巻: 27 ページ: 490-496
10031125949
Microbes and environments
巻: 27 号: 4 ページ: 490-496
10.1264/jsme2.ME12103
Plant and Cell Physiology
巻: 52 ページ: 610-617
Plant Cell Physiology
巻: 52 号: 4 ページ: 610-617
10.1093/pcp/pcr020
http://www/sci.kagoshima-u.ac.jp/~uttan/top.html
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