研究課題
基盤研究(C)
夜行性昆虫の嗅感覚器(触角)は長く、しかも自発的に動くため、匂いの空間分布を捉えるのにすぐれた特徴を持つ。我々は細胞内記録・染色法を用いることによって、オスのゴキブリの触角の基部~先端の特定領域の性フェロモン刺激に応じる介在ニューロン9個を形態学的、生理学的に同定することに成功した。各々のニューロンの樹状突起は大糸球体に入力する感覚細胞の触角上の位置に応じて明瞭に組織化されていた。また、これらのニューロンの軸索終末は多種感覚連合中枢であるキノコ体傘部の異なる領域に投射する一方で、前大脳側葉部には収束していた。以上より、キノコ体が匂いの空間構造の把握に重要な役割を果たすことが示唆された。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (16件) (うち査読あり 15件) 学会発表 (25件) 図書 (3件) 備考 (3件)
Zoomorphology
巻: (印刷中) 号: 3 ページ: 273-284
10.1007/s00435-014-0225-8
P. Benjamin Chapter
巻: 41 ページ: 547-560
行動生物学辞典(東京化学同人)
巻: P75(仮死),P99(擬死)
生物科学
巻: 65(2) ページ: 102-107
Neuroscience Letters
巻: 541 ページ: 4-8
120005295655
巻: 印刷中 ページ: 4-8
10.1016/j.neulet.2013.01.010
Journal of Comparative Neurology
巻: 520 ページ: 3428-3445
巻: 520 ページ: 1687-1701
Neurobiology of Learning and Memory
巻: 97 ページ: 30-36
120003762641
Arthropod Structure & Development
巻: 41 ページ: 3-16
120003811550
巻: 97 号: 1 ページ: 30-36
10.1016/j.nlm.2011.08.010
巻: 41 号: 1 ページ: 3-16
10.1016/j.asd.2011.08.005
The Journal of Comparative Neurology
巻: 520 号: 8 ページ: 1687-1701
10.1002/cne.23007
巻: 印刷中 号: 15 ページ: 3428-3445
10.1002/cne.23111
Journal of Insect Physiology
巻: 52 ページ: 1420-1430
巻: 52 号: 10 ページ: 1420-1430
10.1016/j.jinsphys.2011.07.010
http://www.es.hokudai.ac.jp/labo/nishino/