研究課題/領域番号 |
23570097
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
大日方 昂 千葉大学, 融合科学研究科(研究院), 名誉教授 (40012413)
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研究分担者 |
佐藤 成樹 千葉大学, 大学院融合科学研究科, 講師 (40261896)
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研究協力者 |
斧 正一郎 Emory University, Atlanta, USA, Associate Professor
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 筋収縮制御 / 細胞運動 / トロポニン / トロポミオシン / アクチン / ミオシン / パラミオシン / カルシウム制御 / ウミユリ / ギボシムシ / カルポニン様蛋白質 / ナマコ / 線虫 / 細胞・組織 / 生体分子 / 蛋白質 / 生理活性 / 運動 |
研究概要 |
クマムシでは咽頭以外の全身の非横紋運動細胞のアクチン線維ネットワークにトロポニン(Tn)の存在を免疫染色法により明らかにし、アクチン線維を分離しイムノブロット法によりTnIバンドを同定した。次に、最も原始的な後口動物である棘皮動物有柄ウミユリ及び半索動物ギボシムシの平滑筋でTnの有無を検討、いずれの筋でもTnを欠損するがパラミオシン(PM)の存在を見いだした。棘皮動物ウニ、ナマコ筋での知見と併せ、後口動物の進化過程では、PMを保持しながらTnを欠損するグループ(棘皮動物と半索動物)とTnを保持しながらPMを欠損するグループ(原索動物~脊椎動物)とに分かれたであろうことを提起した。
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