研究課題/領域番号 |
23570112
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
|
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
植田 邦彦 金沢大学, 自然システム学系, 教授 (60184925)
|
研究分担者 |
須山 知香 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (40464044)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | スミレ属 / タチツボスミレ類 / ナガハシスミレ / 系統解析 / 植物地理 / 種分化 / 閉鎖花 / 開放花 / アイヌタチツボスミレ / エゾタチツボスミレ / 進化 / 分類体系 / スウェーデン / シマジリスミレ / 沖縄本島 / カナダ / オキナワスミレ / 分子データ / 種の存在様式 / 雑種 / 浸透性交雑 / 生育環境 / 分布 / 新分類群 |
研究成果の概要 |
タチツボスミレ類は日本で著しく分化したスミレ属の種群であるが,その範疇に諸説があった。本研究の目的はタチツボスミレ類における種同定の困難さの原因解明にあるが,先ずは対象種を限定して比較検討するためその範疇の解明を試みた。従来本種群とする見解もある北米とヨーロッパの種を採取し,また,本邦産のエゾノタチツボスミレなど本種群の候補種を可能な限り集め,狭義の本種群とともに系統解析を行った。これらから,外見が極めて類似する「北米産ナガハシスミレ」は本邦産ナガハシスミレと大きく異なり,その他の北米,ヨーロッパ産の種類とともにすべてエゾノタチツボスミレ類に分類されるべきことが判明した。
|