研究課題
基盤研究(C)
ウエルシュ菌は食中毒の原因菌で、腸管内でタンパク毒素であるウエルシュ菌エンテロトキシン(CPE)を産生する。CPEは腸管上皮細胞の細胞膜に傷害を起こして細胞を死に至らしめる毒性がある。申請者は、CPEを結晶化し、X線結晶構造解析法により、その立体構造を決定した。CPE分子は細長い全体像を呈しており、D1~D3に相当する三つの機能ドメインから構成されてた。D1ドメインには、腸管上皮細胞膜にあるClaudinというに受容体に結合するドメインがあり、D2、D3ドメインには細胞膜に孔をあけると思われるβシート構造が存在し、これにより細胞膜に孔があけられるβポア形成メカニズムがあることを見出した。
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