研究課題
基盤研究(C)
本申請では大腸菌複製再開始時に必要な再開始構成タンパク質群(PriB、DnaT、PriC)の構造・機能解析を行った。その因子であるPriBの一本鎖DNA結合が二段階に起こることを明らかにした。また、DnaTのN末端ドメインにある三量体形成部位、PriBとの相互作用部位の同定を行い、C末端ドメインの構造を決定し、一本鎖DNAとの相互作用部位を同定した。さらにPriCにおいてもN末端ドメインの構造決定、C末端ドメインが一本鎖DNAおよび一本鎖DNA結合タンパク質(SSB)との結合に関与していることを明らかにした。これらの情報をもとに大腸菌の複製再開始機構のモデルを提唱した。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (20件) 備考 (6件)
Biochim Biophys Acta
巻: 1844 ページ: 299-307
PriC, in Escherichia coli. Protein Sci
巻: 22 ページ: 1279-1286
Genes Cells
巻: 18 ページ: 723-732
Environ Microbiol
巻: 15 ページ: 3183-3195
Biochim. Biophys. Acta.
巻: 1844 号: 2 ページ: 299-307
10.1016/j.bbapap.2013.10.015
Protein Sci.
巻: 22 号: 9 ページ: 1279-1286
10.1002/pro.2314
巻: 18 号: 9 ページ: 723-732
10.1111/gtc.12069
nviron. Microbiol.
巻: (印刷中) 号: 12 ページ: 3183-3195
10.1111/1462-2920.12147
Journal of Biochemistry,
巻: 153(3) 号: 3 ページ: 275-82
10.1093/jb/mvs143
巻: 22 号: 4 ページ: 467-474
10.1002/pro.2228
Biochem.Biophy.Acta
巻: 1819 号: 3 ページ: 658-665
10.1016/j.bbamem.2011.11.019
http://meneki.phar.kyushu-u.ac.jp/Protein/publications.html