研究課題/領域番号 |
23570155
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
|
研究機関 | 独立行政法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
秋山 正志 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (30298179)
|
研究分担者 |
小亀 浩市 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (40270730)
武田 壮一 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (80332279)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | ADAMTS13 / von Willebrand因子 / 結晶構造 / 酵素動力学 / VWF / ずり応力 / プロテインS |
研究概要 |
日本人の10人に1人がヘテロで持つADAMTS13遺伝子のP475S多型変異は保因者のプラズマVWF切断活性の低下を引き起こす。その分子機構を解明するため、P475S変異型DTCS領域の結晶構造を決定した。その結果、本変異は変異部位が存在するループに局所的な構造変化をもたらし、ループ構造が不安定化すること、酵素学的実験からVWFとの相互作用が低下し切断効率が低下すると考えられた。変異型酵素のずり応力下でのVWFマルチマー切断活性は正常型の7割程度で、P475S変異は先天性血栓性血小板減少性紫斑病の原因変異ではないというこれまでの結果と一致した。
|