研究課題
基盤研究(C)
本研究では,翻訳停滞解消因子YaeJのリボソーム上での分子メカニズムを明らかにするために変異体解析を行った。その結果,リンカー領域 Arg105およびC末端領域 Arg118,Leu119,Lys122,Lys129,Arg132にそれぞれ変異を与えると,ペプチジルtRNA加水分解活性(PTH活性)が著しく低下することが明らかとなった。さらに,ショ糖密度勾配法によって,これらの変異体はリボソームへの結合能が低下していることが示された。以上のことから,C末端領域に存在する限られた数のアミノ酸残基がリボソームと直接結合して,翻訳が滞ったリボソームのA-siteに入るモデルが示唆された。
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