研究課題
基盤研究(C)
酵母Pho85キナーゼは、環境条件の変化に応答する遺伝子発現を制御している。Pho85がアルカリストレス応答に機能する機構を解析した結果、(i) Pho85-Pho80がアルカリ条件下でのCLN2発現維持に必要であり、Pho81を介してアルカリストレスシグナルが伝達される、 (ii) Pho85はその標的であるPho4、Rim101、Crz1およびCLN2発現を抑制するWhi5の活性を抑制する、(iii) Pho4によるCLN2発現抑制にはRpd3が関与していることがわかった。一方、Pho85-Pho4は、WHI5転写を促進するHCM1やSBFを活性化するMSA1の発現には影響しなかった。
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Biochem. Biophys. Res. Commun.
巻: 426 ページ: 33-37
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