研究課題
基盤研究(C)
細胞の増殖分化において、転写因子のクロマチン上にある標的遺伝子への結合制御は重要なステップであり、その過程に必須なクロマチン構造変換機構の解析が、エピジェネティック制御を理解する上でも重要な課題である。この観点からステロイドレセプター(GR)の標的配列(MMTV)を直列に複数コピーゲノム上に有したMMTVアレイ細胞株を樹立し、核内受容体(GR)およびクロマチン構造変換因子(ARIP4)の動態観察を行った。その結果ARIP4はGRとの複合体形成の前に核内構造体に局在することが判明した。このシステムは細胞分化におけるクロマチン構造変化と核内構造との相互作用を解明する手掛かりとなると考えられる。
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Nature Communication
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10.1371/journal.pone.0025694