研究課題
基盤研究(C)
ゴルジ体形成必須因子として機能するVCIP135脱ユビキチン酵素と複合体を形成する新規タンパク質WACを同定し、その機能解析をおこなった。WACは、VCIP135の脱ユビキチン活性を活性化し、ゴルジ体再構成におけるp97/p47膜融合経路において必須因子として機能する一方、p97/p37膜融合経路では機能しない事を明らかにした。また、小胞体形成においてはWACが機能していない事を見出した。これらの結果は、WAC/VCIP135/ユビキチンを介した分子機構が、細胞分裂期のゴルジ体再構成に特異的に働いている事を強く示すものである。
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Biochemical and Biophysical Research Communications
巻: 433(2) 号: 2 ページ: 237-42
10.1016/j.bbrc.2013.02.090
WAC
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