研究課題
基盤研究(C)
Paraxial protocadherin (PAPC)は、初期胚の原腸陥入運動に関わっていることが知られている。PAPC遺伝子は、原腸胚期の背側中胚葉で発現が始まり、その後、paraxialな中胚葉にその発現が限局することが、アフリカツメガエルやゼブラフィッシュの胚でわかっている。本研究ではアフリカツメガエルを用い、PAPCがタンパク質レベルでも制御されていることを見いだした。このPAPCの制御には、PAPCの細胞内ドメインのリン酸化と、それによっておきるユビキチン化が必要であることがわかった。本研究は、原腸形成運動における細胞接着の新たな制御機構を提唱した。
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Development, Growth & Differentiation
巻: 55 号: 4 ページ: 422-433
10.1111/dgd.12042