研究課題
基盤研究(C)
脊椎骨の分節構造は体節の分節構造に由来している。脊椎骨の形成過程には、体節の前半部と後半部が組み変わる再分節化が伴っている。Uncx4.1-LacZ トランスジェニックマウスを用いて、体節の前後パターンと再分節化の関係を解析した結果、脊椎骨の部位による遺伝子発現の違いや、マーカー遺伝子の発現境界と再分節化の境界は必ずしも一致しないことがわかった。また体節が形成されず前半部の性質を欠くMesp2欠損マウスと、後半部の性質を欠くRipply1/2ダブル欠損マウスを用いて脊椎骨の形成過程を観察した結果、椎間板と椎体の繰り返しパターンは、体節の前後パターンに必ずしも依存しないことが明らかになった。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件)
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