研究課題/領域番号 |
23570270
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
進化生物学
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
古丸 明 三重大学, 生物資源学研究科, 教授 (10293804)
|
研究分担者 |
河村 功一 三重大学, 生物資源学研究科, 准教授 (80372035)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | 雌雄同体 / 雄性発生 / 系統類縁関係 / クローン / Corbicula / 二枚貝 / タイワンシジミ / マシジミ |
研究概要 |
1)雄型はミトコンドリア解析の結果から、同体型から派生したと考えられる。しかし同所的に生息する雌雄同体個体から生じたものではなかった。2)同体種は異体種から生じたと考えられるが、セタシジミが直接の起源であるかどうかは不明である。3)雄型核遺伝子の遺伝的変異性は高かった。しかし、雄のマイクロサテライト7座の遺伝子型が一致する個体もあった。4)雌雄同体型と雄型のミトコンドリアは一致していた個体において、核のMS,28S rDNAは全く共有されていない個体が多く見いだされた。 これらの結果は、核とミトコンドリアの系統の不整合が、雄性発生で生じている事、雄型は独立した系統である事が示唆された。
|