研究課題
基盤研究(C)
キイロショウジョウバエのアミラーゼ遺伝子発現システムをモデルとして「発現調節の度合い」に関与する責任候補遺伝子をRNAseqによって網羅的に探索し、デンプンや単糖の代謝に関連した遺伝子を含む353の責任候補遺伝子を同定した。また、責任候補遺伝子のうち、実際のゲノム中では重複遺伝子であったものについて遺伝子コピーの発現量を個別に調べたところ、アミノ酸配列予測からはタンパク質機能は同等と考えられる重複遺伝子であっても、重複遺伝子コピー間では「発現調節の度合い」は著しく異なるという興味深い知見を得た。