研究課題/領域番号 |
23570283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然人類学
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
平井 直樹 杏林大学, 医学部, 名誉教授 (40086583)
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研究協力者 |
本郷 利憲 元東京都神経科学総合研究所, 所長 (60013843)
佐々木 成人 元東京都神経科学総合研究所, 参事研究員 (50110490)
魚谷 恭太郎 杏林大学, 非常勤講師
稲冨 貴美 杏林大学, 実験助手
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | tool use / primate / sensorimotor integration / motor plan / creativity / similarity rule / 道具使用 / 感覚と運動 / 道具と認知 / 霊長類 / 運動プラン / 認知 / 感覚運動連関 / ニホンザル / 感覚運動関連 |
研究成果の概要 |
道具使用時の感覚と運動の統合作用を解明するため、動物実験ガイドラインに沿って行った3頭のニホンザルのピンセット(P)使用の学習過程の動作解析を行った。Pの先端を、左に置いた餌に向けて取り易い位置に置くとPを右手に取って餌を摘まめるまで訓練されている。新しい課題(Pの先端を逆方向に向ける等)に直面するとサルは対応を拒否する。しかし、3頭ともにPの向きに拘わらず個々に独創的な解決方法を創出し自由に使うようになった。Pを初めて提示された時に遡り四方向からの映像をフレーム毎に精査した結果、各個の解決は単に反復によるのでは無く、独自の経験を積極的に活かし独創的な解決法に結びつけている事が明らかになった。
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