研究課題/領域番号 |
23580042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
園芸学・造園学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
片岡 郁雄 香川大学, 農学部, 教授 (60135548)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | マタタビ属 / 両性 / 自家結実 / 自生種 / 種間交雑 / キウイフルーツ / 育種 / Actinidia / 倍数性変異 / 中国 / Actinidia / 自家結実性 |
研究概要 |
九州東部の温暖地で収集したActnidia四倍体自生個体の形態と生殖特性を調査した.形態的特徴はA. rufa(シマサルナシ)と似通っていたが,花弁数,がく片色や毛じ,果形などは明らかに異なった.四倍体自生個体は両性花のみを着生し,花粉発芽率は40~61%であった.自家受粉により大半が結実し,多数の正常種子を有し,81%以上が発芽した.四倍体自生個体とA. chinensisキウイフルーツの四倍品種との交配により多数の種子が得られ65~92%が発芽した.以上の結果から,四倍体自生個体が機能的な両全性で,自家結実性を有することが明らかとなり,育種素材としての活用の可能性が示唆された.
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