研究課題
基盤研究(C)
本研究では有機リン剤(アセフェート)に対する感受性の異なるコナガ系統のアセチルコリンエステラーゼ(AChE)遺伝子の解析を行った。野外採集系統には抵抗性に関わるアミノ酸変異(A298SおよびG324A)の一方もしくは両方を備えた複数の遺伝子型を示す個体が存在した。さらに。塩基配列決定の結果、野外採集系統においてAChE遺伝子は高度に重複していることが示された。コピー数あるいはA298SとG324Aの集団内における割合と抵抗性レベルの間に相関は見られなかったことから、コナガのアセフェートに対する抵抗性には複数の機構が関与していると考えられた。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (15件) (うち招待講演 3件) 図書 (1件)
Insect Biochem. Mol. Biol
巻: 48 ページ: 83-90
Insect Biochemistry and Molecular Biology
10.1016/j.ibmb.2014.02.008
Pestic. Biochem. Physiol.
巻: 102 ページ: 102-105
Pesticide Biochemistry and Physiology
巻: 102 号: 2 ページ: 142-145
10.1016/j.pestbp.2011.12.005
植物防疫
巻: 66 ページ: 40-45
40019213154