研究課題/領域番号 |
23580093
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
木村 和彦 宮城大学, 食産業学部, 教授 (10183302)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | セレン / 農耕地 / セレノシステイン / セレノメチオニン / セレン酸 / 亜セレン酸 / 形態別分析 / 野菜 / たい肥 / 有機態セレン / 無機態セレン / 堆肥 / 有機セレン |
研究概要 |
農耕地でのセレンの動態を調べるため,有機態セレンとしてセレノシステインおよびセレノメチオニンを含むセレン酵母を使用し,無機態セレンとして使用した亜セレン酸を比較した。これらを土壌に添加し,植物への吸収および植物・土壌でのセレンの形態別分析を行った。その結果,有機セレンは土壌中で無機化してから植物に吸収されることが明らかになった。一方,無機セレンは亜セレン酸のままで存在し,植物に吸収された。セレンは植物内では亜セレン酸,セレン酸,あるいはセレノメチオニンの形態で存在していた。このことは,亜セレン酸で吸収された後に,セレン酸さらにはセレノメチオニンに変化したことを意味している。
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