研究課題/領域番号 |
23580110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
金原 和秀 静岡大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30225122)
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研究分担者 |
岡野 泰則 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (90204007)
野尻 秀昭 東京大学, 生物生産工学研究センター, 教授 (90272468)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | バイオフィルム / 流れ場 / 毒性物質分解 / シミュレーション / 芳香族化合物 / 水酸化代謝物 / 形成促進 / ゲノム配列 |
研究概要 |
本研究は、芳香族化合物分解菌が分解過程でバイオフィルムを形成することに着目し、バイオフィルム内での特異的な発現解析を目指したゲノム解析を行うと共に、流路デバイスを用いたシミュレーションを行い、形成メカニズムの解明を目的とした。その結果、ビフェニルの水酸化代謝物を添加すると、バイオフィルム形成の促進と生細胞率の増加が観察された。また、ビフェニル分解菌TK102株の完全長ゲノム配列(約6.06 Mb)の決定に成功し、PCB分解遺伝子群が可動性遺伝子上にコードされていることを見出した。バイオフィルム形成のモデル化は、フェーズフィールド法の改良を行い、バイオフィルム形成のシミュレーションに成功した。
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