研究課題
基盤研究(C)
LCLDHにおいて、S67E、N68D、E178K、A235K置換は相加的にFBP非依存的活性を上昇させ、結晶解析により、置換残基がQ軸間に塩橋を形成することが示された。LPLDHでは、Asp68の置換によって基質結合にホモトロピックなアロステリック協同性が生じた。TCLDHでは、LCLDHと同様な置換(Q変異)はVmax値を増大させ、R173QとR216Lの置換(P変異)は基質Km値を顕著に減少させ、両変異はFBP非依存的活性と熱安定性を加算的に上昇させた。これらの解析から、LCLDHとTCLDHは異なる構造変化を起こし、恒常的活性化には異なる設計が有効であることが示された。
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