研究課題
基盤研究(C)
タンパク質アルギニン脱イミノ酵素(以下PAD)はタンパク質中のアルギニン残基をシトルリン残基に変換する。本研究はニワトリPAD遺伝子群でコードされている3つのPADの機能解明を目的とした。まず、各ニワトリPADのDNAクローニングとその全塩基配列を決定した。さらに、組換え型PAD1-3タンパク質のバキュロウイルスー昆虫細胞発現系を構築し、精製に成功した。両PADは類似した基質特異性を有し、哺乳動物のPADのそれとは大きく異なることが判った。PAD1とPAD3は眼球の網膜に存在し、PAD1は水平細胞もしくは双極細胞の細胞質に局在し、cPAD3は視細胞層の錐体・得体細胞のラメラ構造体に局在した。
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Comparative Biochemistry and Physio logy, Part B
巻: 167 ページ: 65-73
Comparative Biochemistry and Physiology, Part B