研究課題/領域番号 |
23580134
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
矢中 規之 広島大学, 生物圏科学研究科, 准教授 (70346526)
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研究分担者 |
加藤 範久 広島大学, 大学院生物圏科学研究科, 教授 (20144892)
和田 正信 広島大学, 大学院総合科学研究科, 教授 (80220961)
栗崎 知浩 京都大学, 再生医科学研究所, 助教 (90311422)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 脂肪細胞 / コリン / グリセロホスホコリン / 浸透圧 / 増殖 / choline / glycerophosphocholine / 3T3-L1 / clonal expansion / C2C12細胞 / 骨格筋細胞 / 筋分化 |
研究概要 |
新規なリン脂質代謝酵素であるGDE5の脂肪細胞分化における役割について明らかにした.GDE5は脂肪細胞分化に伴って発現が誘導された.GDE5をノックダウンした際に脂肪細胞分化が抑制された.さらに,GDE5の発現抑制は,脂肪細胞分化初期において重要な一過性の増殖であるclonal expansionを抑制していた.GDE5は脂肪細胞内のglycerophosphocholine(GPC)を特異的に分解し,GDE5をノックダウンした場合には細胞内のGPC濃度が著しく上昇した.GDE5は細胞内GPC濃度の調節を介して浸透圧バランスを調整し,細胞増殖を調節する新規標的因子であると考えられた.
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