研究課題
基盤研究(C)
トリコテセンとは、Fusarium属などの糸状菌が重要穀類に感染、あるいは腐生的に生育した場合に生産されるカビ毒の一群である。トリコテセンの汚染は世界的に見られ、食の安全に対する脅威となっている。そこで、本研究ではまず、酵母を用いたトリコテセン高感度検出系の構築を行った。pdr5、erg6、rpb4という3つの遺伝子を破壊した酵母を作成することで、非常に高い感度を持つトリコテセン検出系を構築することに成功した。さらに、土壌微生物を中心に、トリコテセン(T-2 toxin, deoxynivalenolなど)を解毒分解する微生物のスクリーニングを行い、毒性を低減化させる微生物を複数見いだした。
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