研究課題/領域番号 |
23580202
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
水永 博己 静岡大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (20291552)
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研究分担者 |
内田 孝紀 九州大学, 応用力学研究所, 准教授 (90325481)
齋藤 哲 (齊藤 哲) 森林総合研究所, 植物生態研究領域, チーム (30353692)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | LESモデル / 風害 / 複雑地形 / 複雑林冠 / 抗力係数 / 林冠構造 / 風況 / CFD |
研究概要 |
本研究は森林内の風況を周囲の地形条件や林冠形状に関連付けて、山岳地の森林施業シナリオが風環境に及ぼす影響を評価するシステムを構築することを目的とした。樹冠構造と風起因の抗力特性との関係を明らかにし、林冠構造とCFDモデルを統合した。 スギとヒノキともに葉分布構造は抗力係数や流線化係数と関係が深いが、その影響の方法はスギとヒノキで大きく異なった。間伐シナリオごとの風況予測を行い、間伐ギャップを起因として乱流が多発すること、間伐率や間伐列の向きが被害率に影響を及ぼすことを明らかにした。さらに、垂直下降風の確率も計算でき、この下降風を無視した従来の計算は被害率を過小評価していることが指摘できた。
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