研究課題/領域番号 |
23580205
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中西 麻美 京都大学, フィールド科学教育研究センター, 助教 (60273497)
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研究分担者 |
稲垣 善之 森林総合研究所, 立地環境研究領域, 主任研究員 (00353590)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 間伐 / 窒素循環 / リターフォール / 堆積有機物 / 土壌養分供給速度 / 下層植生 / スギ / ヒノキ / 養分供給量 / 養分蓄積量 / スギ・ヒノキ林 / 土壌肥沃度 / 養分循環 / 残存木 / 林地保全 |
研究概要 |
間伐実施後、約10年が経過したスギ、ヒノキ林を対象としてリターフォールによる土壌への窒素供給速度と土壌の有機物層における窒素放出速度を評価し、間伐後の下層植生の発達がスギ、ヒノキ林における中長期的な土壌肥沃度の保全に果たす役割を明らかにした。間伐実施林分のリターフォールの窒素供給は概ね回復した。有機物分解が速い林分では間伐後に有機物分解の促進は認められず、堆積有機物層は維持されること、有機物分解が遅い林分では下層植生の落葉供給の増加による窒素循環促進効果が認められた。したがって、間伐後のスギ、ヒノキ林分では、中長期的に見て土壌肥沃度は維持、保全されることが示唆された。
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