研究課題/領域番号 |
23580211
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
屋 宏典 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (10177165)
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研究分担者 |
岩崎 公典 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 助教 (50347134)
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連携研究者 |
MOHAMMAD Basyuni 琉球大学, 外国人客員研究員(北スマトラ大学講師)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | マングローブ / 耐塩性 / トリテルペン / バリアー / 膜脂質 / 膜透過性 / トリテルペノイド / 遺伝子発現 / プロファイリング / プロモーター / マングローブ植物 / 出芽酵母 / 細胞膜 |
研究概要 |
本研究は、塩ストレス負荷時にマングローブで増加するトリテルペノイドという脂質成分が新規に膜成分として塩分に対する防御機能を担っているのではないかとの仮説を検証した。トリテルペノイドはマングローブの種類を問わず塩濃度に応じて増加し、しかも真水にもどすことによりもとの濃度にもどるという可逆的な調節をうけていることが明らかになった。また、酵母の膜のテルペノイド濃度が上がると塩存在下での増殖能が影響されることから、この脂質成分が膜成分として塩耐機能をもっていることが示された。さらに、塩ストレス負荷後の緊急の耐塩機構と連携しながらマングローブにおいて長期的な防御機構として機能している可能性も示唆された。
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