研究課題/領域番号 |
23580213
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
池田 武文 京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 教授 (50183158)
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研究分担者 |
上田 正文 , 准教授 (00444993)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 樹高限界 / 水分生理 / キャビテーション / 水分通道 / 膨圧 / 浸透調節 / 国際情報交換 / アメリカ合衆国 / カナダ / 国際情報交流 |
研究概要 |
リュウキュウマツの扁平な樹冠上部の葉は夏期にしおれ寸前の水分状態に達していた。これはこれ以上枝を伸ばすと葉への水供給が不足し枯れるため、樹冠上部が扁平になっていると考えられた。特に宮古島は土壌水分が不足しているため、マツに水不足が生じやすいことに加え、しばしば猛烈な台風が来襲する。その際、リュウキュウマツの枝が相互に擦れることで枝に傷ができ、その傷の影響は枝の木部内部にまで達していた。その箇所は水分通道機能が失われており、無傷な枝の水分通道能力の半分に低下し、葉への水供給量が不十分であった。このような状況で、葉の水分状態はしおれの限界を越えてシュートが枯れると考えられた。
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