研究課題/領域番号 |
23580239
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
松永 正弘 独立行政法人森林総合研究所, 木材改質研究領域, 主任研究員 (70353860)
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研究分担者 |
片岡 厚 森林総合研究所, 木材改質研究領域, 室長 (80353639)
木口 実 森林総合研究所, 研究コーディネーター, 木質バイオマス利用担当 (50353660)
松井 宏昭 森林総合研究所, 木材改質研究領域, 領域長 (90353854)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 超臨界二酸化炭素 / 木材 / 熱処理 / 寸法安定性 / 耐湿性 / 耐朽性 / 反応機構 / 成分分析 / 熱的改質処理 / セルロース / ヘミセルロース / リグニン / 抽出成分 / 成分分解 / 抗膨潤能 / 平衡含水率 |
研究成果の概要 |
熱処理木材は優れた寸法安定性や耐朽性を有している。本課題では、超臨界二酸化炭素を用いた新たな熱処理法について研究を行った。実験ではスギ心材試片を用いた。そして、超臨界二酸化炭素中で試片を熱処理し、水分に対する寸法安定性の指標となる抗膨潤能を測定した。その結果、超臨界二酸化炭素を用いることで、短時間で高い寸法安定性を持つ熱処理木材が製造されることが示された。また、試片の成分分析から、試片中に存在する水分が木材成分(特にヘミセルロース)の熱分解を促進し、吸着点の減少をもたらしていることが示唆された。
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