研究課題/領域番号 |
23580246
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 日本大学 (2013) 東京大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
渡邊 俊 日本大学, 生物資源科学部, ポスト・ドクトラル・フェロー (60401296)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ボウズハゼ / 黒潮 / 分散 / 初期生活史 / 淡水性両側回遊 / 温帯 / 熱帯 / 生活史戦略 / 仔魚 / 生活史 / 流下 / 加入 / 繁殖 / 肥満度 / 越冬 / ボウズハゼ亜科 / ヨシノボリ属 / 生殖腺指数 / 孕卵数 / 産卵期 / 系統類縁関係 / 両側回遊 |
研究概要 |
ボウズハゼ亜科魚類の中で唯一、温帯に生息するボウズハゼ(Sicyopterus japonicus)の生態学的研究から、黒潮による仔魚の大分散の可能性、海洋での仔魚発育の必須性、淡水のみで一生を過ごす陸封型もしくは河川残留型の欠如を明らかにした。本種の温帯への分布は、海洋での仔魚期の分散と、河川での親の生残により成り立っていると考える。本種を含む熱帯・亜熱帯の島嶼域に生息するボウズハゼ亜科魚類は仔魚期の海洋依存性が高く、温帯の淡水性両側回遊魚(アユ、淡水カジカ、ガラクシアス科)は低いと考え、初期の生活史戦略が異なると推察した。
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