研究課題/領域番号 |
23580279
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産化学
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
石田 真巳 東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 准教授 (80223006)
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研究分担者 |
高野 和文 京都府立大学, 生命環境化学研究科(系), 教授 (40346185)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 低温適応 / 低温菌 / トリプトファン合成酵素 / 結晶構造 / タンパク質の変性・再生 / 低温高活性 / 低温高活性酵素 / 安定性 / プロテアーゼ / 酵素 / 結晶解析 / タンパク質工学 |
研究概要 |
酵素の低温適応の分子機構を明らかにするため、低温菌Shewanella frigidimarina K14-2のトリプトファン合成酵素αサブユニットを結晶化して立体構造を調べ、物理化学的性質も調べて常温菌E. coliの同酵素と比較した。低温菌酵素の方が熱や変性剤に不安定なのは変性速度が速くて再生速度が遅いためであった。変性は二状態転移で共同性が高かった。他種の同酵素と比べて、分子内空洞が大きく、イオン対が少なかった。触媒残基を含むループ近傍の水素結合が欠けていた。これらの特徴によって配座柔軟性が与えられ、低温で高い活性がもたらせれると考えられる。
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