研究課題
基盤研究(C)
キチンは直鎖型の構造アミノ多糖類であり、幅広い生物相に分布していることから、地球上で最も豊富に分布する機能性バイオマス資源とされている。そこで、亜熱帯海域に生息するヤシガニ甲殻から新たにキチンを調製し、その諸性状を明らかにするとともに、新素材としての可能性を探るため、様々なゲルを調製しその物性についても検討した。本キチンは、機器分析の結果から、α型キチンであると考えられたが、その特徴的な網目構造から、強い強度を有し、さらに、キトサンホルムアルデヒドゲルにおいても、エビやカニ由来のキチンから調製される同様のゲルに比べ、強度の強いゲルが得られることから環境に優しい新素材としての期待が持たれた。
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