研究課題/領域番号 |
23580286
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産化学
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研究機関 | 独立行政法人水産総合研究センター |
研究代表者 |
張 成年 独立行政法人水産総合研究センター, 中央水産研究所, グループ長 (70360766)
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研究分担者 |
丹羽 健太郎 独立行政法人水産総合研究センター, 増養殖研究所, 研究員 (20371875)
竹山 春子 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60262234)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 難培養微生物 / 海産無脊椎動物 / 腸内細菌叢 / バイオエンリッチメント / アルギン酸リアーゼ / メタゲノム / メタゲノム解析 / 16SrDNA / エンリッチメント / アリギン酸リアーゼ |
研究概要 |
海産無脊椎動物腸を培養装置としたアルギン酸分解微生物群およびアルギン酸リアーゼ遺伝子群のバイオエンリッチメントの妥当性を検証するため、単一種の褐藻(カジメ)をサザエおよびタツナミガイに一ヶ月間給餌し、腸内細菌叢の菌種組成変化とアルギン酸リアーゼ活性を評価した。細菌叢は一定方向に収束する傾向を示し、特にサザエで顕著であった。アルギン酸リアーゼ遺伝子種も多くみられ、アルギン酸リアーゼ酵素活性も上昇する傾向を示したことから、与えたカジメの消化に適した菌種組成または酵素遺伝子種を有する細菌叢に変遷した可能性が高い。バイオエンリッチメントは高活性な新規アルギン酸リアーゼ遺伝子を取得する方法と考えられる。
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