研究課題/領域番号 |
23580294
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
千年 篤 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (10307233)
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研究分担者 |
野見山 敏雄 東京農工大学, 大学院農学研究院, 教授 (20242240)
横山 岳 東京農工大学, 大学院農学研究院, 准教授 (20210635)
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連携研究者 |
淵野 雄二郎 東京農工大学, 農学部, 名誉教授 (60015104)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 日本のシルク産業 / 長期データベース / 養蚕業の構造変化 / 絹業の高級品化 / 絹織物産地 / 産業の進化プロセス / 蚕糸絹業 / 養蚕業の盛衰 / 繭生産変数間の連動性 / 高級化 / 絹織物業者の経営対応 / 時系列分析 |
研究概要 |
日本のシルク産業の盛衰過程で、戦前は繭増収において蚕の品種改良・普及や飼育管理・技術水準の向上が重要であったが、戦後は収繭量変化要因がより複雑化し、地域によって異なっていたこと、戦後の絹業高級品化は必ずしも高価格化や高品質化を意味しないこと等が定量分析から見出された。また、絹織物産地で現在、経営存続のため取り組まれている諸対策には地域性・歴史性があるが、消費者ニーズに対応した製品開発・販売が共通の戦略であることが事例調査分析から明らかになった。以上の実証結果に、養蚕業・製糸業・絹業間の補完性が希薄であった歴史的事実の合理性に関する理論的解釈を加え、シルク産業研究に新たな知見を提示した。
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