研究課題/領域番号 |
23580376
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
畜産学・草地学
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研究機関 | 日本獣医生命科学大学 |
研究代表者 |
板橋 久雄 日本獣医生命科学大学, 応用生命科学部, 客員教授 (00280991)
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研究分担者 |
撫 年浩 日本獣医生命科学大学, 応用生命科学部, 准教授 (60434148)
木村 信熙 日本獣医生命科学大学, 公私立大学の部局等, 教授 (00350174)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ルーメン微生物 / カビ毒 / デオキシニバレノール / ゼアラレノン / 揮発性脂肪酸 / プロバイオテックス / トレハロース / プロトゾア / プレバイオテックス / マイコトキシン / ルーメンプロトゾア / ルーメン発酵 |
研究概要 |
牛用飼料のマイコトキシンがルーメン発酵に及ぼす影響とプロバイオテックスなどによるその制御について培養実験により検討した。添加したデオキシニバレノール(DON)またはゼアラレノン(ZEN)はルーメン内の揮発性脂肪酸(VFA)濃度などを低下させ、ルーメン発酵を抑制したが、その影響はZENの方がDONよりも大きかった。DONとZENの一部はルーメン微生物により代謝され、培養20時間では約50%が分解された。この分解には、ルーメン細菌よりもプロトゾアの方が大きく関わっていた。 二糖類や酵母などの生菌剤はDONとZENの分解を促進することが明らかとなり、畜産現場で実用可能なことが示された。
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