ウシ体外受精胚のエピジェネティクス特性とその制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 23580384
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 応用動物科学
• 研究機関: 岩手大学
• 研究代表者: 澤井 健 岩手大学, 農学部, 准教授 (90390864)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2013
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円); 2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: IVF胚 / 遺伝子発現 / 体外発生 / ウシ / アポトーシス / 発生工学 / 初期胚 / 体外受精

研究概要

本研究は、ウシ体外受精(IVF)胚において体外発生培地へ添加したタンパク質成分、成長因子およびプロジェステロンが胚発生およびアポトーシスへおよぼす影響を明らかにすることを目的とした。本研究の結果から、体外発生培地に成長因子を添加することによりウシ初期胚におけるアポトーシス関連遺伝子発現を変化させ、アポトーシスを抑制することが明らかとなった。また、ウシ初期胚において発生培地へのプロジェステロン添加はウシIVF胚の発生率を向上させ、プロジェステロンがウシ初期胚への直接的な作用を有することが明らかとなった。

研究成果

• [学会発表] 体外発生培地へのプロジェステロン添加がウシ体外受精胚の発生におよぼす影響 (2013)
  • 著者名/発表者名: 櫻井伸行,羽田雅紀,橋爪力,澤井健
  • 学会等名: 第106回日本繁殖生物学会
  • 発表場所: 東京農工大(東京都)
  • 年月日: 2013-09-13
• [学会発表] Epigenetic abnormality in bovine cloned embryos, and approaches for the overcoming (2013)
  • 著者名/発表者名: Sawai, K.
  • 学会等名: 2013 Biomodulation Symposium, Joining of Korea and Japan for the study on"From Germplasm to Cloning"
  • 発表場所: Seoul, Republic of Korea
  • 年月日: 2013-06-05
• [学会発表] ウシ体細胞クローン胚のエピジェネティクス特性とその人為的制御 (2013)
  • 著者名/発表者名: 澤井健
  • 学会等名: NIAS/NILGS合同シンポジウム「動物生殖技術研究の現状と今後の展望」
  • 発表場所: エポカルつくば(茨城県)
  • 年月日: 2013-02-26
• [学会発表] 体外発生培地へのプロジェステロン添加がウシ体外受精胚の発生におよぼす影響 (2013)
  • 著者名/発表者名: 櫻井伸行, 羽田雅紀, 橋爪 力, 澤井 健
  • 学会等名: 第106回日本繁殖生物学会
  • 発表場所: 東京農工大学
• [学会発表] Epigenetic abnormality in bovine cloned embryos, and approaches for the overcoming. (2013)
  • 著者名/発表者名: Sawai, K
  • 学会等名: 2013 Biomodulation Symposium, Joining of Korea and Japan for the study on "From Germplasm to Cloning"
  • 発表場所: Seoul National University, Seoul, Korea
  • 招待講演
• [学会発表] 体外発生培地への成長因子添加はウシ体外受精胚のアポトーシスを抑制する (2012)
  • 著者名/発表者名: 舘山奈江,櫻井伸行,熊谷仁,寺田幸弘,澤井健
  • 学会等名: 第15回日本IVF学会
  • 発表場所: 大阪国際会議場(大阪府)
  • 年月日: 2012-09-29
• [学会発表] Effects of protein components and growth factors on development competence and gene expression of bovine IVF embryos (2011)
  • 著者名/発表者名: Tateyama, N., Hashizume, T. and Sawai, K.
  • 学会等名: 2^<nd> World Congress on Reproductive Biology
  • 発表場所: Cairns, Australia
• [学会発表] Effects of protein components and growth factors on development competence and gene expression of bovine IVF embryos. (2011)
  • 著者名/発表者名: Tateyama, N., Hashizume, T. and Sawai, K.
  • 学会等名: 2nd World Congress on Reproductive Biology
  • 発表場所: Cairns convention centre (オーストラリア)
• [学会発表] 体外発生培地への成長因子添加はウシ体外受精胚のアポトーシスを抑制する.
  • 著者名/発表者名: 舘山奈江, 櫻井伸行, 熊谷仁, 寺田幸弘, 澤井 健
  • 学会等名: 第15回日本IVF学会
  • 発表場所: 大阪国際会議場（大阪府）
• [学会発表] ウシ体細胞クローン胚のエピジェネティクス特性とその人為的制御
  • 著者名/発表者名: 澤井 健
  • 学会等名: NIAS/NILGS合同シンポジウム「動物生殖技術研究の現状と今後の展望」
  • 発表場所: エポカルつくば（茨城県）
  • 招待講演