研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ブタの脂肪蓄積に関する形質の改良に有効な遺伝子マーカーの開発を目的としヒトの肥満と関連付けられている候補遺伝子を対象に、多型解析と形質相関解析を実施した。解析対象は、グレリン前駆体、グレリン受容体、レプチン受容体、およびGタンパク質共役型受容体120遺伝子である。グレリン前駆体遺伝子c.335C>A多型は、筋肉内脂肪含量割合および背脂肪厚と有意な相関は認められなかった。レプチン受容体遺伝子c.2002C>T(c.1987C>T)は既知の多型ではあるが、背脂肪厚と相関を持ち重要な遺伝子マーカーになり得ることが確認できた。さらに、この多型に対する簡便な遺伝子型判定法の開発に成功した。
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Animal Science Journal
巻: 85 号: 3 ページ: 198-206
10.1111/asj.12134