研究課題/領域番号 |
23580407
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
日下部 健 山口大学, 共同獣医学部, 准教授 (20319536)
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研究分担者 |
岡田 利也 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (00169111)
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連携研究者 |
柴田 雅朗 大阪保健医療大学, 大学院・保健医療学研究科, 教授 (10319543)
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研究協力者 |
武下 愛 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 大学院生および日本学術振興会特別研究員(DC1) (50733557)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 胎盤 / 補体 / 脂質 / 免疫 / マウス / 流産 / 脂質代謝 / 妊娠生理 |
研究概要 |
Adipsin/ASP経路は補体活性化と、血中遊離脂肪酸の細胞内取り込みを交差させる複合的な生理システムである。流産の発症要因に補体系が関係することから、本経路の生殖学的な意義について検討した。流産を起こした胎盤では脂質成分の有意な上昇と血管への脂肪滴の蓄積が認められた。妊娠マウスへadipsinタンパクを投与すると流産率が増加し、胎盤に変性所見が認められた。投与によって脂質代謝関連因子と妊娠に重要なサイトカインの変動が認められた。妊娠期の主なadipsin産生部位は乳腺であることが判明し、本経路が過剰に活性化した場合、胎盤局所の傷害作用と全身性の代謝変動により流産が誘導される可能性を示した。
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