研究課題/領域番号 |
23580428
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
壁谷 英則 日本大学, 生物資源科学部, 准教授 (10318389)
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研究分担者 |
丸山 総一 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (30181829)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | リケッチア / バルトネラ / 人獣共通感染症 / ネコノミ / ダニ / 伴侶動物 / ベクター / 疫学 / ベクター媒介性感染症 / ノミ / 猫ひっかき病 / 獣医学 / 微生物 |
研究概要 |
本研究の結果、人に病原性を示すリケッチアとして、Rickettsia felisDNAが猫由来ネコノミ (0.6%)、ノミ糞便(8.2%)からわが国で初めて検出された。さらにR. typhi DNAが猫由来ネコノミ(0.3%)から、R. monacensis DNAが犬由来ダニ(2.1%)からそれぞれ検出された。さらに猫ひっかき病の原因となるBartonella属菌のDNAが、わが国で初めて、ネコノミやその糞便から検出された。他にも、病原性の不明な既存種とは異なるRickettsia、ならびにBartonella属菌のDNAも検出された。今後、ヒトの感染者の実態について検討する必要がある。
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