研究課題
基盤研究(C)
犬の臨床の現場においてしばしば問題となるマダニ媒介性疾患のバベシア症とヘパトゾーン症に着目し、犬におけるこれらの病原体の蔓延状況を調査した。バベシア(Babesia gibsoni)感染犬は主に西日本で確認されたが、秋田県でも陽性例が見られ、この犬のバベシアは、シカ等を宿主とするB.odocoileiに近縁であることが示唆された。B.odocoileiは犬から検出されたことはないため、重要な知見であろう。またHepatozoon canisは、今回の調査により東北、関東、北陸、中国、四国、九州地方に広く分布していることが明らかとなった。日本産ヤマネコではH. felisが蔓延していた。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (5件)
J Vet Med Sci
巻: 75 ページ: 985-989
J Wildl Dis
巻: 49 ページ: 646-652
J. Wildl. Dis.
巻: 49(3) 号: 3 ページ: 646-652
10.7589/2012-07-194
The Journal of Veterinary Medical Science
巻: 75 号: 7 ページ: 985-989
10.1292/jvms.13-0015
130003362153
巻: 74 ページ: 1341-1344
130001879834
巻: 74 ページ: 1531-1537
巻: 74 号: 12 ページ: 1531-1537
10.1292/jvms.12-0094
130001879713
巻: 73 ページ: 1381-1384
130000868225