研究課題/領域番号 |
23580444
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床獣医学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
藤本 由香 大阪府立大学, 生命環境科学研究科(系), 准教授 (40405361)
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研究分担者 |
東 泰孝 大阪府立大学大学院, 生命環境科学研究科, 准教授 (50298816)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 消化管免疫 / イヌ / 腸管免疫 / in situ hybridization 法 / 獣医学 / 炎症性腸疾患 / 免疫 / 消化器症状 |
研究成果の概要 |
イヌの炎症性腸疾患(IBD)の病態を解明する目的で,ヒトのIBDの病態に関与があり,治療への応用の報告のある因子のうち,特にtumor necrosis factor (TNF)-αに着目し,イヌの腸管組織における発現量,発現分布について検討をおこなった。イヌのIBDでは,健常なイヌとくらべ,TNF-αの発現量は低下していたが,TNF受容体(TNFR1)の発現は高値を示した。イヌの消化管免疫におけるTNF-αは,炎症を促進するよりも,炎症を制御する機構に重要な役割がある可能性が示唆され,ヒトとイヌとの免疫応答に違いがある可能性も示唆された。
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