研究課題/領域番号 |
23590054
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2013) 星薬科大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
米谷 芳枝 慶應義塾大学, 薬学部, 研究員 (10231581)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ターゲティング / ナノ製剤 / リポソーム / リガンド / がん治療 / 葉酸 / 葉酸高分子 |
研究概要 |
リポソームとリガンド高分子との新規な修飾方法を確立して、がんターゲティングナノ粒子製剤を開発した。Layer-by-layer(LBL)法を応用して、葉酸結合率の異なる2種類の葉酸結合ポリ-L-リシンを合成して、負電荷のドキソルビシン封入リポソームに静電的に被覆した.この製剤は葉酸受容体高発現KB細胞に対して選択的な取り込みと細胞毒性を示した。また、従来の葉酸PEG修飾リポソームとは異なり、葉酸修飾率の高い高分子被覆リポソームのほうが、低い修飾率のものよりKB細胞に取り込まれ、修飾方法によって葉酸の表面分布状態が異なることが推察された。
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