研究課題/領域番号 |
23590079
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
徳村 彰 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (00035560)
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研究分担者 |
田中 保 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス 研究部, 准教授 (90258301)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | リゾホスファチジン酸 / リゾホスホリパーゼD / リゾホスファチジルコリン / 歯肉溝浸出液 / 歯肉上皮細胞 / 口腔粘膜 / 歯周病 / 骨芽細胞 / リゾリン脂質メディエーター / リゾホスホリパーゼC / 歯肉上皮 / ドライマウス / リゾリン脂質 / ホスホリパーゼ / 歯肉 |
研究概要 |
リゾホスファチジン酸〔LPA〕は、最近、脚光を浴びているリゾリン脂質メディエーターであり、6種の特異的受容体を介して多彩な生理作用を発揮する。 本研究で、健常者の歯肉溝浸出液(GCF)に混合唾液の濃度より一桁も高い濃度でLPAが存在していること、及び、歯周病患者のGCFでLPA量が激減していることが、液体クロマトグラフィー・タンデム質量分析法で明らかとなった。健常者と比べて歯周病患者のGCFではLPAを分解する酵素が高値であることが、その主因であった。LPAは骨リモデリングに関与しており、GCFを含む歯槽骨近辺でのLPA枯渇が骨吸収に寄与し歯周病を悪化させている可能性が強く示唆された。
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