研究課題/領域番号 |
23590147
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境系薬学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
田中 幸枝 福井大学, 医学部, 助教 (10197486)
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研究分担者 |
藤井 豊 福井大学, 医学部, 教授 (80211522)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 微生物感染症学 / 溶血性連鎖球菌 / NADase / SNI |
研究概要 |
A群β溶血性連鎖球菌はNADaseを宿主に輸送し病原性を示すが,菌体内ではSNIとの複合体が活性を中和している.この中和阻害により菌自身に毒素活性が発現されるのでSNIは抗菌剤として恰好の標的となる.最近,SNI-NADaseの相互作用領域を示す結晶構造解析データが示された.我々はそれを基にNADase-SNIの中和を阻害すべくdominant negative変異体(DNM)を作製し新規SNI阻害剤の開発を目指した.しかし,作製したDNMではSNI阻害効果が低く,弱いNADase毒性の発現にとどまった.SNIの機能を完全に抑制し強い毒素活性の発現のためには更なるDNMの改良が必要である.
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