研究課題/領域番号 |
23590180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
奥田 真弘 三重大学, 医学部附属病院, 教授 (70252426)
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研究分担者 |
岩本 卓也 三重大学, 医学部附属病院, 准教授 (30447867)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | メトトレキサート / リポ多糖 / ラット / 有機アニオントランスポータ / 腎クリアランス / サイトカイン / リポポリサッカライド / 腎尿細管 / 尿細管分泌 / 炎症 / 尿細管分泌クリアランス |
研究概要 |
リポポリ多糖類(LPS)投与により作製した炎症モデルラットにメトトレキサート(MTX)を静脈内投与したところ、LPSラットではMTXの血漿クリアランス(CL)が対照に比べ約50%まで低下した。LPS処置によるMTXの腎CL低下には、糸球体ろ過速度に加え尿細管分泌低下の関与が示唆された。MTXの腎組織/血漿中濃度比、腎組織から管腔への排泄CLはLPSラットで低下し、有機アニオントランスポータ群(rOAT1、rOAT3、rMRP2、rMRP4)の発現量低下と対応していた。結果、LPS処置ラットではMTXの腎CLが顕著に低下し、糸球体ろ過低下と有機アニオントランスポータの発現低下の寄与が示唆された。
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