研究課題
基盤研究(C)
睡眠時無呼吸に関連する間歇的低酸素負荷は、肥満や糖尿病患者における心・血管病合併に影響を与えるのみならず、心不全においては患者予後を左右することが知られている。本研究では、間歇的低酸素負荷にて活性酸素種の産生と酸化ストレスが増加し、脂質代謝異常や血圧変動とともに、心肥大や心筋微細構造の変性所見が進行した。一方、これらの変化はラジカルスカベンジャーである水素ガス吸入や抗酸化作用を有する選択的アドレナリンβ1受容体遮断薬の投与にて予防可能であることが明らかとなった。さらに、糖尿病が基礎疾患として存在する場合、大脳辺縁系におけるFos蛋白発現の低下が活動性の低下に関連することが示唆された。
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