研究課題/領域番号 |
23590271
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
村上 政隆 生理学研究所, 細胞器官研究系, 准教授 (10104275)
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連携研究者 |
杉谷 博士 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (20050114)
橋本 貞充 東京歯科大学, 教養部, 准教授 (10201708)
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研究協力者 |
ADRIAN E Hill Cambridge University, Physiological Laboratory, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 上皮機能 / 傍細胞輸送 / タイト結合 / 血管灌流唾液腺 / 水輸送 / 細胞内信号 / 蛍光物質分泌 / 駆動力 / 細胞内骨格 |
研究概要 |
唾液水分分泌の60%を越える傍細胞輸送の開始機構を明らかにするために、摘出血管灌流ラット顎下腺を用い実験した。細胞レベルの傍細胞輸送を可視化のため、摘出灌流顎下腺を共焦点顕微鏡ステージの上で灌流し、分泌刺激により、細胞間隙からタイト結合を越えて細胞間分泌細管に流入する分子量500程度の蛍光色素量を傍細胞輸送量として測定した。その結果、個々の細胞間分泌細管に流入する傍細胞輸送は、細管ごとに異なるが、全体を平均すると、刺激開始後傍細胞輸送は増加し30秒でプラトーに達し、細胞容積縮小過程と一致し、傍細胞輸送開始は容積縮小及び細胞骨格間隙減少と密接に関連しており、タイト結合の開放との関連が示された。
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