研究課題/領域番号 |
23590273
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
|
研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
篠原 良章 独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 研究員 (10425423)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 海馬 / 左右差 / 脳波 / シナプス / 豊かな環境 / 脳の左右差 / 生理学 / 電子顕微鏡 / 解剖学 / in vivo / 哺乳類 |
研究概要 |
経験依存的な脳集団活動を左右で比較するため、ラットを単独飼育した群(ISO)と豊かな環境で飼育した群(ENR)に分け、左右海馬脳波を測定した。すると、1)ISO群に比して、ENR群ではγ波の振幅が大幅に上昇していた。なお、γ波の振幅はISO群では左右がほぼ同等であったが、ENRでは右の方が振幅が優位に大きくなっていた。2)左右海馬の協調性を見る指標にコヒーレンスがあるが、ENR群ではγ帯域でコヒーレンスの上昇が見られた。つまり、ENR群では両側海馬の協調性が増大していた。3)海馬左右シナプスの数をENRで観測すると、右側の方がシナプス数が多かった。
|