研究課題/領域番号 |
23590278
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
紫藤 治 島根大学, 医学部, 教授 (40175386)
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研究分担者 |
松崎 健太郎 島根大学, 医学部, 助教 (90457185)
片倉 賢紀 島根大学, 医学部, 助教 (40383179)
橋本 道男 島根大学, 医学部, 准教授 (70112133)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 暑熱曝露 / 暑熱馴化 / アクアポリン / 唾液腺 / 口腔乾燥症 / 運動トレーニング / HSP / HIF-1α / ドライマウス / 培養細胞 |
研究概要 |
暑熱負荷による唾液腺機能亢進のメカニズムを検討した。2日間の暑熱曝露により、ラット顎下腺のアクアポリン(AQP)1と5のmRNA発現量が有意に増加した。AQP1の蛋白量は2日および5日の暑熱曝露により有意に増加した。AQP5は顎下腺の漿液腺の腺房細胞の管腔側に強発現しAQP1は血管内皮細胞に発現した。AQPの誘導にはVEGF、HIF-1αの関与が示唆された。自発運動により、ラットの顎下腺組織のAQP1の蛋白発現量がやや増加した。TRP等の蛋白発現量は影響されなかった。ピロカルピンによる唾液分泌量は運動群でやや高かった。暑熱あるいは運動は唾液腺のAQP発現を増加させ、唾液分泌機能を改善する。
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